インストラクターセラピスト紹介

〈資格・修了講座等〉

  • IYCインターナショナルヨガセンター主催アシュタンガヨガ短期集中クラス(2005年)
  • 「きれいになるヨガ」認定インストラクター
  • プラナパワー 全米ヨガアライアンスRYT200時間修了(2006年)
  • BMSマッサージセラピースクールレベル1(筋解剖学)修了(2008年)
  • BMSマッサージセラピースクールレベル2(病理学)修了(2009年)
  • ニールズヤードレメディーズ(公社)AEAJアロマテラピー検定対応コース
  • アスリートフードマイスター3級

〈これまでの活動〉

  • 企業ヨガ 産業技術総合研究所(AIST)ヨガサークル指導(2007〜)
  • 福利厚生企画 企業イベント 姿勢改善ヨガレクチャー
  • 医療福祉施設緩和病棟にてアロマオイルマッサージトリートメント提供
  • 保育園親子ヨガ
  • BMSマッサージセラピースクールにてセラピストのためのセルフエクササイズレクチャー担当講師
  • DVD「完全なる癒しと、究極のリラクゼーション 奇跡のマッサージセラピー」國分利江子 セルフケア部門構成・監修
  • おうちヨガスタジオ カナリアベースにて「OUCHI de YOGA」主宰(2009〜2016)
  • ボディケアスタジオ「JIKUTRE」スタジオ代表(2016〜)
  • 2021年 妊娠出産
  • 2022年 Massage Therapy Institute入学

 

 20代前半は様々な価値観に翻弄され自分の軸を探しながら、体力を使い切るかのように破茶滅茶に暮らしていました。メンタルは弱く、プライドは高く、体力だけはありましたが、細かい努力は大嫌いな人間でした。あれこれと健康的な生活とはかけ離れていき、やがて原因不明のめまいや立ちくらみ動悸などの症状が出てきた時、友人の勧めでヨガを始めました。

はじめてヨガの最後の「屍のポーズ」で意識が飛んだ時は、目覚めた時自分の体がちゃんとリラックス状態にある事に気がついたのです。同時に、それまで数年にわたり心身ともにリラックスなどできていなかった事に気付かされたのです。

それからの私は生活を改め、ヨガスタジオに足繁く通いました。筋肉がついてきて太陽をちゃんと浴びるようになると、気持ちも軽やかに明るくなるもの。特にアシュタンガヨガで筋肉がついてどんどん元気に身軽になると、「体を動かす仕事で手に職をつけたい」と考えるようになり、そのままの流れでパワーヨガのヨガインストラクター養成講座合宿に参加し、全米ヨガアライアンス200時間の講座を修了しました。

地元の茨城に帰省してまもなく、ご縁をいただいたゴルフ練習場の一角でレッスンをスタートしました。

初めのころはきてくださる人に、自分がそうだったように深くリラックスして帰ってもう事に重きを置いていましたが、場所柄、年齢層もバラバラ、多種多様な方にお越しいただいた事で、筋肉や動きについて曖昧なことはお伝えしたくない、と思い筋解剖学を早い段階で学ぶことになりました。2006年でした。

2011年の震災の年に、田んぼの中の一軒家に引っ越し。念願の「OUCHI de YOGA」スタート。ヨガは単なるエクササイズとは違う、ただし特別なことではなく、おうちで暮らしの中で、気づき活かせることだと伝えたくて、アットホームなおうちスタジオを開きました。

夏には窓を開け放ち風を聴き虫の歌を聴きながらのヨガの時間には、自分がいつも癒されていました。食事をともにしたり、勉強会や忘年会をしたりとたくさんの方々との思い出が詰まった暮らしでした。

7年ほどそうして暮らしと仕事を一体にしていましたが、再び始まりの地で、身体の軸を強くする事でパフォーマンスを上げることを目的としたスタジオ、軸トレーニングスタジオとしてリフレッシュオープンする事にしました。

そして2020年にはコロナショック。スタジオ存続の危機でした。価値観がぐらぐらと揺さぶられる日々の中、幾度となく原点を省みました。

コロナによる自粛期間は、精神の土台である『肉体の健康』を保つ生活習慣の重要性を再認識させてくれました。新しい生活様式によって、オンラインの利用機会の増加、新しい発信や繋がりへの扉も開かれました。

 体をつくる「食事」、清潔を保つ「入浴」、疲労を回復させる「睡眠」、これらを効率よく効果的に循環させる「運動」。ごく当たり前のことなのですが、ヨガの教えはこれら日常の生活習慣を見直し、その中でバランスをとるという予防医療の考え方がベースにあります。

自分自身、ヨガを続けてきたことで、持病の分離症からくる腰痛や、貧血などが改善され、さらに嬉しい副産物としてゴルフの飛距離が伸び、パフォーマンスが上がりました。

日常姿勢を気をつけるようになり、体幹が鍛えられ、筋膜リリースでセルフケアをするようになり、ますます不調が減りました。ヨガを始めていなかったら、健康な体に感謝するなんていう発想もなく生きていたかも知れません。また、痛みや不調に対する自己責任の意識も低いままだった事でしょう。

身体は、日頃の習慣で作られます。親から与えられた遺伝的な要素はあれど、今の自分がここにある事に感謝し受け入れ、日々どう扱うかは、自分次第だと思うのです。

2021年には、自身の妊娠出産を経験し(2022年現在育休をいただいております)産前に当たり前にできていたことが、全く出来なくなったりして驚いており、現在は、我が子の成長にも驚かされながら、自身の身体のリハビリの日々を送っております。

こうした経験も踏まえて、今後も皆様の健康維持とパフォーマンス向上の一端を担うことが出来ましたら幸いです。

 

長々としたプロフィールをお読み頂き、ありがとうございました。いつかどこかで、心地よい時間をともに過ごせることを楽しみにしています。

 

2022/12/6     Kanae

今好きなものこと:土鍋で炊くご飯、シンプルな暮らし、花を飾ること、マッサージすること受けること、サウナ、散歩、DIY、本屋ぶらぶら